阪神・才木浩人投手が１０日に甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。秋晴れの空の下、約１時間、心地よい汗を流しＣＳファーストステージ・ＤｅＮＡ戦（１２日開幕、甲子園）第１戦の登板へ向け調整した。
この日はブルペンではなく、球場のマウンドで投球練習を行った。約２０球、力強いボールを投じた２５歳は「フォームの感覚もいい。感触も動きも悪くない」と手応えを口にする。９月２９日のＤｅＮＡ戦（甲子園）以来、約２週間ぶりの実戦となるが、いい感覚は維持できている模様だ。
ファイナルステージ・巨人戦（１６日開幕、東京ドーム）への進出を決めれば、チームのエース格だけに中５日での出撃なども現実味を帯びてくる。「ウチの先発陣は強力なので登板間隔を詰める必要はないと思うんですが…」と前置きしながらも、「しっかりファーストステージを突破して、『行ってくれ』となれば中５日でも行く準備はできている」と力強く語った。