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【全日本】斉藤ブラザーズはV5も通過点 ジュン「最優秀タッグ賞を取ってやるぜ、フアーオ!」

東スポWEB 2024年10月11日 6時24分

全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が〝タッグタイトル〟の完全制圧を誓った。

〝最恐双子〟は大森北斗&羆嵐とのV5戦(12日、埼玉・行田グリーンアリーナ)を控えた10日、都内で会見に出席。昨年10月の宮城大会で宮原健斗&青柳優馬から同ベルトを初戴冠して4度の防衛に成功し、昨年度の「プロレス大賞」で、兄弟で新人賞を受賞した。しかし今年2月に、レイの右肩関節脱臼によりベルトを返上していた。

前回超えの5度目の防衛戦に向けて、ジュンは「前にも宣言しているけど、永遠に防衛してやるぜ。前回は弟のケガで仕方なくベルトを返上しているだけで、去年の10月に手に入れてから、1度も負けて落としたことはない。そういうのも自信につながっているぜ」と余裕の表情だ。

2人は今回の防衛戦後も見据えている。全14チームが参加する世界最強タッグ決定リーグ戦(11月9日、後楽園で開幕)で、斉藤ブラザーズはAブロックにエントリー。レイは「世界タッグ王者としてリーグ戦を優勝して、今年のプロレス大賞の最優秀タッグ賞を取ってやるぜ。『タッグといえば斉藤ブラザーズ』だと言われるようにしないとな。フアーオ!」と高らかに宣言した。

昨年は新日本プロレスの「毘沙門」こと後藤洋央紀、YOSHI―HASHI組が受賞したこともあり、ジュンは「昨年は毘沙門に最優秀タッグを取られたから、その時の借りを返す。今年は斉藤ブラザーズが取って、毘沙門と戦ってみたい気持ちがあるぜ。実際に(リング上で)対峙したことはないけど、見た感じ結構ちっちゃいから、勝つイメージしかないけどな。ガハハ」と高笑いした。

調子のいい大相撲出身の〝最恐双子〟は、「もしできるんだったら、夢だけど、全日本プロレスにたくさん力士を入れて相撲軍団をつくりたいな。フアーオ!」(ジュン)。

2人は角界屈指のプロレス好きで知られる幕内若元春(荒汐)と面識があり「大波三兄弟(若隆元、若元春、若隆景)とか、あんこ型というよりもレスラー体形じゃないか。『プロレスもすごい好き』だと言っていたし、番付で言ったら天龍(源一郎)さん以上の逸材だからな。DOOM」(レイ)と缶ビールを片手に、空想にふけっていた。

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