ツインズは１１日までにＸ（旧ツイッター）公式アカウントを更新し、オーナーであるポーラッド一族の声明を発表。球団を売却する意向であることを明かした。
１９８４年から４０年間にわたって球団を保有し続けてきたポーラッド一族。ＭＬＢではヤンキース、ホワイトソックス、フィリーズに次いで４番目に長い球団保有となっている。
そんな中、現オーナーであるジム・ポーラッド会長はＸを通じて「過去４０シーズンで、ミネソタツインズは私たち家族の心と魂の一部でした。このチームは私たちの生活に溶け込んでおり、ツインズのコミュニティは私たち家族の延長線上にあります。スタッフ、選手、そして最も大事な貴方達ファン、つまりはこの素晴らしい組織を構成するすべての人々はその一部です」とファンに向けて挨拶。その上で「しかし、何か月にもわたる熟考の末、私たち家族は今年の夏に、ツインズの売却を検討するという決断に至りました」と球団の保有権を手放すことを発表した。
この投稿に現地ファンからは「チームを売却してもワールドシリーズを制覇できるなんで私たちは思ってませんよ」「分かった分かった、なんでもいいからフライドポテトを袋に入れてここから出ていってくれ」「ポーラッド一族は二度と球団を持つことはないだろう」「この声明は人情味にあふれているのでジョンが書いたわけではなさそうだな」「ツインズファンの皆さん、私たちは自由です」などと皮肉めいたコメントが殺到していた。