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立憲・野田佳彦代表 石破政権を批判「疑似政権交代では政治は変わりません」

東スポWEB 2024年10月11日 20時16分

立憲民主党の野田佳彦代表が11日、衆院選(15日公示、27日投開票)で東京30区から出馬する予定の五十嵐えり氏の応援に駆けつけた。

五十嵐氏は東京・武蔵野市を地元とする東京都議だが、今回の選挙で府中市を中心とする選挙区から国政にチャレンジすることとなった。五十嵐氏はフリーターをへて弁護士に。「どんな家庭に生まれても等しく挑戦できる環境を与えられて、そして憲法13条に規定されている幸福を追及する権利もみんなが与えられる社会制度が必要だ」と、どんな家庭環境でも学べる社会の実現を訴えた。

続けてマイクを握った野田氏は「亡くなった安倍元総理からは(民主党政権は)悪夢のような政権だと言われましたが、高校授業料の無償化はわれわれがやり始めた。自民党も公明党もほかの政党も全部今、追随してきてるじゃないですか」と、当時の政策の正しさをアピールした。

また、解散を急いだ石破政権を批判。能登半島では震災だけでなく、豪雨の被害もあったとして、「事業を再生する見通し、生活再建の見通し。予備費では見通しが作れない」「ところが今回は能登の地震のあった後に6回も予備費対応、大雨の後もまた予備費で対応。いつまでたっても補正予算を作ろうとしません」と政府の怠慢を指摘した。

その上で「裏金隠し解散じゃありませんか。そして政治家は世襲だらけ。お父さんが、おじいちゃんが政治家だから。親ガチャに当たったんですかね、彼らは。金権政治と世襲政治を正すためには政権交代しかありません。疑似政権交代では政治は変わりません」と、自民党の世襲文化を切り捨てた。

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