バレーボールの新リーグ・ＳＶリーグの開幕戦が１１日に東京体育館で行われ、大阪ブルテオンがサントリーに３―０で勝利。記念すべき一戦は、大阪ブルテオンが制した。
高橋藍擁するサントリーと西田有志擁する大阪ブルテオンの直接対決は、前身のＶリーグ昨季決勝と同カード。注目の戦いはフジテレビ系での生中継されたが、チケットは早々に完売したという。さらに試合開始の５時間以上前からグッズ売り場に並ぶファンの姿も見受けられるなど、コート外でも大盛り上がりだった。
コート内では第１セットにＳＶリーグ１点目をサントリーのデアルマス・アラインが決めるも、ペースを握ったのは大阪ブルテオン。「僕のコンディションとしては全く問題ない。ほぼ１００％に近い状態でやっている」と語っていた西田のサービスエース、パリ五輪代表の山内晶大のスパイクなどで２５―１７と先取した。
第２セットは一進一退の攻防が続く。しかし、中盤以降は西田を軸とした攻撃で引き離して、２５―１９で連取した。勝利に王手を懸けた第３セットも序盤から点を取り合う展開。それでも後半にブロックでの得点から流れをつかみ、２５―２１で奪った。
この日は６５１３人のファンが来場。西田の妻・古賀紗理那さんの姿もあった。