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【巨人】山口オーナーが浅野翔吾の声出しに言及「川相コーチが手を叩いて喜んだ」

東スポWEB 2024年10月11日 21時5分

巨人の山口寿一オーナー(67)が11日に都内のホテルで行われた「読売巨人軍セ・リーグ優勝祝賀会」に出席した。

会の冒頭であいさつした山口オーナーは「おかげさまで読売ジャイアンツは4年ぶりにリーグ優勝を果たしました。前回優勝した2020年は、コロナのまっただ中で祝賀会を開くことができませんでした。久しぶりな感じがするのは、前回祝勝会、祝賀会を開けなかったこととも関係があるように思っております」と感慨深げな様子。

その中で「私の印象に残っているのは、マジックが点灯した次の日、浅野くんが声出しの役目をやりまして…」とシーズン中に最も印象に残った出来事として浅野の声出しに言及した。

「円陣の真ん中でマジックインキを2本取り出して、『(優勝への)マジックは水性じゃなくて油性でいきましょう』と言ったということがありました。で、それでこの日は勝ったんですね。で、マジックも消えることなく、その後、着実に減らしていきました」と浅野のユーモアあふれる声出しについて触れると「その少し前、敬老の日の試合の時も浅野くんが声出しをやりまして、『今日は敬老の日です、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝して、今日は勝ちましょう』と言った後に、『今日は早くけーろー(帰ろう)』とやりました。で、これには先輩の選手たちはみんな苦笑い浮かべて微妙な反応だったそうですけれども、川相コーチが手を叩いてとても喜んだと聞いています」と再び浅野のユニークな声出しについて触れ、会場の笑いを誘った。

さらには「申し上げたいのは、勝負というのは試合前の円陣、声出しの時からすでに始まっている。さらに言うと、そのもっと前からチームの準備が始まっていて、シーズン前の春のキャンプ、その前のテストで、さらには去年の秋の練習から厳しい勝負は始まっていたということです。長い期間の地道な積み重ねがあったからこそ、菅野くんの復活があり、戸郷くんのノーヒットノーランがあり、岡本くん、吉川くん、丸くんらの活躍があったのだと思っております」と優勝に向けてオフに鍛錬を重ねたナインの準備をたたえた。

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