ボートレース桐生のGⅠ「開設68周年記念 赤城雷神杯」は11日、優勝戦が行われ、1号艇の新開航(28=福岡)がインから逃げて快勝。通算22回目、GⅠでは2回目の優勝となった。
優勝戦は1コースからコンマ10のSを決め1Mを先マイ。バックでは後続の攻めを振り払い独走態勢を固めた。レース後は「ホッとしました。仕上がりは完璧でした。Sは100点。落ち着いて回って若干ターンマークを外してしまったけど、舟が返ってきました」と快勝劇を振り返った。また「前節のヤングダービーで優勝したかったけど、リベンジができてうれしい」と勝利の味をかみ締めた。
2023年11月のとこなめダイヤモンドカップ以来、通算2回目のGⅠ制覇。このVで来年3月に地元・若松で開催されるSG「ボートレースクラシック」への出場権も獲得した。
「今年は一般戦で2回しか優勝できていなかったのでGⅠで優勝するしかないと思っていた。クラシック出場が決められてうれしい」とニッコリ。次は地元・若松でのビッグタイトル獲得に期待だ。