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【阪神】前川右京 短期決戦を勝ち抜くために「高校野球を思い出していきたい」

東スポWEB 2024年10月12日 9時5分

阪神・前川右京外野手(21)が、DeNAとのCSファーストステージ第1戦(12日、甲子園)に向け、11日の甲子園全体練習で、約2時間、汗を流した。「緊張は絶対にすると思いますし、楽しめるかと言われたらそうでもないかもしれないですが。感謝の気持ちをもってプレーしたいです」。

今季は右投手が先発時にスタメン起用されることが多く、初戦の先発でハマのエース左腕・東とは初対戦。それでも、8日の練習後には岡田彰布監督(66)から、初戦のスタメンを明言された。「いいピッチャーなので。受け身にならず仕掛けて、慌てることなく打席に立ちたいと思います」と平常心で臨むことを誓った。

ポストシーズンは、レギュラーシーズンとは異なった戦い方も求められるが、「1試合目タコっても、2試合目打てばいいみたいな感じだと思うので。勝ったらオッケーぐらいの気持ちで思いっきりやりたいです」と言葉に力を込めた。また、智弁学園高時代には、交流戦も含めて4度の甲子園出場経験もあり、短期決戦の戦い方はしみついている。「勝ったらうれしいと思うので、高校野球の気持ちをもう1度思い出していきたいです」とうなずいた。

今季打率2割6分9厘、4本塁打、42打点をマークし、大成長を遂げた高卒3年目の若虎が、ポストシーズンでも勝負強さを見せつける。

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