サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督に、同国代表イレブンが不満を募らせている。
１０日（日本時間１１日）の北中米Ｗ杯アジア最終予選の日本戦でホームにもかかわらず０―２で敗戦。サウジアラビアメディア「ＥＲＥＭニュース」は「サウジアラビアのスポーツジャーナリスト、アハメド・アル・ファヒド氏が明らかにしたところによると、サウジアラビア代表の選手たちの多くが、イタリア人監督に対する苦情をサッカー協会に申し立てたという」と伝えた。
また、日本に負けたことで解任ムードも高まったが、ひとまず続投が決まった。それでも同メディアによると、敗戦後に行われた同国協会の会議で解任も議論され、（カタールＷ杯でサウジアラビア代表を指揮した）エルベ・ルナール前監督の復帰も選択肢に挙げられたという。１５日の最終予選バーレーン戦で勝利をつかめなければ、解任を求める声がさらに大きくなりそうだ。