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クロップ氏のレッドブル入り波紋 独メディア「自身のレガシーを大きく傷つけた」

東スポWEB 2024年10月12日 17時46分

昨季限りでイングランド・プレミアリーグのリバプール監督を退任したユルゲン・クロップ氏が、レッドブルグループのグローバルサッカー部門の責任者に就任。波紋が広がっている。

同グループはドイツ1部ライプチヒ、オーストリア1部ザルツブルク、米MLSのニューヨーク・レッドブルズなどをはじめ、J3大宮の経営権も取得している。リバプール、ドイツ1部ドルトムントで数々のタイトルを獲得したクロップ氏は、これらクラブにアドバイスを送ることになるという。

ただサッカー界では露骨な商業主義的なやり方が嫌悪されていることもあり、地元ドイツでも好意的なとらえられ方は少ない。同国メディア「Tオンライン」は「ユルゲン・クロップがサッカー界に戻ってきた。しかし、多くの人が望むような形ではなかった」と伝えた。

また同「11 FREUNDE」は「ユルゲン・クロップは、ロマンチックで信じられないほど素晴らしい監督キャリアを築いてきたが、レッドブルに加わったことで、自身のレガシーを大きく傷つけた」と指摘した。

条件面についてスポーツメディア「スカイ・ドイツ」は、年俸1000万~1200万ユーロ(約16億1000万円~19億5000万円)と報じた。リバプール指揮官時代の年俸2000万ユーロ(約32億2000万円)には及ばないが、仕事内容からしたら破格だろう。やはりクロップ氏にとっても、高年俸は魅力だったのだろうか。

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