ソフトバンクの栗原陵矢内野手(28)が12日、みずほペイペイドームで行われた全体練習後、居残り特打を行った。
練習が終了した12時半過ぎ、他の選手がグラウンドを後にする中、栗原はひとり打席に立ち、打撃投手を相手に約20分間、バットを振り込んだ。
今季は主に3番としてリーグ3位の87打点。20本塁打を放つなど、チームをけん引した。
そんな主力がコーチに見守られ、時折声を出しながら熱のこもったスイングを披露。居残り特打は自ら希望したといい、「身体のキレを出すという意味でも強くしっかり振ること」を意識し、量をこなした。
4日にレギュラーシーズンが終了してから16日のCSファイナル開幕まで間隔が空く。この期間について「難しいですよ。投手の球をこれだけ見ないことはあまりないですし、(球場の)雰囲気もそう」と語った。
それでも日本シリーズ進出に向けて準備は抜かりない。「どちらのチーム、どの投手がきてもいいのは間違いないので。しっかり対策できれば」と気合を入れた。