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【セCS】阪神〝石桐さん〟に7回の悪夢 DeNA強力打線に打たれ初戦落とす

東スポWEB 2024年10月12日 19時10分

阪神は、12日のCSファーストステージ第1戦・DeNA戦(甲子園)に、1―3で敗れた。初戦で黒星を喫した岡田虎は、CS突破に向けて後がなくなった。

この日は、〝石桐さん〟がハマの強力打線に飲まれた。先発・才木が5回1失点で降板となり、桐敷拓馬投手(25)が6回のマウンドへ。テンポよく森敬、伊藤光、代打・フォードを三者凡退に抑えたが、7回に悪夢が待っていた。

先頭・梶原を遊ゴロに仕留めたが、牧には左翼線への二塁打、佐野にも左前打を浴び、一死一、三塁のピンチ。オースティンを迎えたところで岡田彰布監督(66)は交代を告げ、石井大智を送り込んだ。しかし、カウント1―0から、151キロの逆球となった直球を左中間に運ばれ、2点を献上。レギュラーシーズンでは幾度もチームを救ってきた自慢のリリーフコンビのCS初戦は、苦しい登板となった。

試合後、桐敷は「いい流れで大智さんに、いい形で繋ぎたかったんですが。それができずに悔しいです。また明日同じような場面もあると思うので、がんばりたいです」と悔しさをにじませながら球場を後にした。

打線もハマのエース左腕・東の前に4回まで散発の3安打と撃沈。9回には二死二、三塁から木浪の左前適時打で1点を返すも、反撃は及ばなかった。ナインにとっては今季限りでの退任が決まった岡田彰布監督(66)と戦う最後のポストシーズン。なんとしても連勝し、まずはCSファーストステージを突破したいところだ。

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