Infoseek 楽天

【新日本】内藤哲也 ザックとの最後の前哨戦制す「全力で新日本プロレスの計画を阻止」予告

東スポWEB 2024年10月12日 19時20分

新日本プロレス12日の茨城・神栖大会で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がG1クライマックス覇者ザック・セイバーJr.(37)との最後の前哨戦を制した。

内藤は14日両国大会でザックとのV2戦に臨む。シリーズ最終戦のこの日は鷹木信悟、BUSHIとのトリオでザック&大岩陵平&藤田晃生と対戦した。

互いに手の内を知り尽くすザックとの攻防は高度な読み合いとなった。内藤が首攻めからショルダーネックブリーカーを決めれば、ザックもネックツイストから後頭部へのドロップキックで反撃。延髄斬りをかわされた内藤はザックのサッカーボールキックを回避して浴びせ蹴りを決めたが、ザックもサッカーボールキックを発射して譲らない。

終盤には藤田を孤立させて勝負に出る。2対1の数的優位を築くと、BUSHIのアシストを受けて合体式スイングDDT。最後は正調デスティーノをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

試合後のリング上では代名詞の「デ・ハ・ポン」大合唱パフォーマンスで締めくくり、両国決戦に弾み。「今日が両国前最後の前哨戦。今日勝利したことで、良い形で両国を迎えられますよ」と手ごたえを強調した。

ザックは両国決戦後の20日(日本時間21日)英国・ロンドン大会でSANADAとのシングルマッチを控えており、ベルト奪取に成功した際には同戦をV1戦に変更する意向を明かしている。これに対し内藤は「もうすでにザック・セイバーJr.の対戦カードは発表されているわけで…新日本プロレス的に両国でザック・セイバーJr.に勝ってもらって、そしてチャンピオンとして英国に凱旋してほしいんだろうね。じゃあ俺は全力でその新日本プロレスの計画を阻止し、そして申し訳ないけどザック・セイバーJr.には無冠のままイギリスに凱旋してもらおうか…カブロン!」と対抗心をあらわに。王者と覇者の頂上決戦を制するのは、果たして――。

この記事の関連ニュース