Infoseek 楽天

【セCS】阪神・岡田監督 初戦惨敗にボヤき節全開「今年の1年間を象徴したみたいなゲーム」

東スポWEB 2024年10月12日 20時15分

セ・リーグのCSファーストステージ第1戦で〝ダメな虎〟が出てしまった。レギュラーシーズン2位の阪神は12日の同3位のDeNA戦(甲子園)に1―3で敗戦。岡田彰布監督(66)は「今年の1年間を象徴しているみたいなゲームやったよな」と肩を落とした。

勝つためには牧、佐野、オースティン、宮崎のベイ打線が誇る4枚のスラッガーに仕事をさせてはいけない。その思いをナインには伝えていたはずだった。だが、結果は牧、佐野にそろって3安打。オースティンには1点ビハインドの7回一死一、三塁から敗戦を決定づける右中間への2点適時二塁打を許した。

虎指揮官は「結局、1年間、おんなじヤツに打たれたいうことやんか。結局、対策も1年間でけへんかったということよ。そのままや」と自虐的に振り返った。

3回の大山の右飛から7回の梅野の右飛まで13者連続アウトを喫するなど、笛吹けど踊らずどころか、それを通り越した状態。打線は9回二死二、三塁から木浪の適時打で1点を奪うことで精いっぱいで「結局な。何にもできないもんな、だからな…」と8回まで沈黙した虎打線にため息をついた。

続けて「みんな力みとか、ここで言うてもしゃあないやんか。こんな短期決戦やねんから、力まんとやってるヤツなんかおれへんよ。そんなんもうお前、結果やん。結局、それだけやん」とボヤき節が止まらなかった。

グラウンドで結果を出すのは選手個々。13日の同カードで連敗すれば、今季限りで退任する老将との野球は最後となってしまう。CSを勝ち抜き、2年連続日本一を目指して持ち直せるのか。虎ナインの最後の踏ん張りに期待するしかない。

この記事の関連ニュース