元衆院議員の金子恵美氏が１２日、ＡＢＣテレビ「教えて！ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。自民党から次期衆院選に出馬要請があったと明かした。
金子氏は自民党のいわゆる〝裏金議員〟の公認問題について「今回、政治とお金に関して国民から厳しい目が向けられているということがまだ収まっていない中で、自民党全体が沈んでしまうよりは一定の犠牲は仕方ないと非公認を出したとはいえ、旧安倍派をメインにしているところとか、ルールがないので『納得と共感』と言っていながら、まったく納得感のない」と厳しく指摘。
裏金事件に関係した前議員ら３４人に比例との重複立候補を認めなかった点については「重複立候補で当選している方が一定数いるので、その方々には大変重たいことであり、でもそもそも重複立候補って必要なの（という議論があっていい）」と提言した。
一方で「比例復活が少なくなる分、単独比例が上がってくるので、そこに若い人とか女性をやると、入れ替えが起きて新陳代謝ができるという狙いはあるかもしれない」とも解説した。
ここで政治ジャーナリストの青山和弘氏が「今回、金子さんは比例代表に声かからなかったの？」とするどい質問が。
金子氏ははにかみながら「まあ、やんわり『もう１回、国会議員しませんか？』ということは問い合わせはありましたけど、やんわりです。でもそんな私は…。他の元職にもお声はかかっていると思います」と出馬要請はあったものの辞退したと明かした。