女子プロレス「スターダム」のワールド王者・中野たむが、〝モノが違う女〟こと朱里(35)に意味深メッセージだ。
12日の石川・小松大会では、ワンダー王者・なつぽいとのタッグで、「ゴッズアイ」の朱里、レディ・C組と対戦。試合は、なつぽいがフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)でレディを沈め、赤&白シングル王者コンビが勝利を収めた。
試合後も朱里とにらみ合った中野は、バックステージで「朱里さあ、ちょっと力を持て余しているんじゃない?」と切り出すや「たむは、あんたのモノが違う技、どんだけでも受けきれる。あんたもさ、血湧き肉躍るような戦いを求めているんじゃないの? たむは、あんたともっと戦いたい」と呼びかけた。
5日の名古屋大会で鈴季すずを退け、ワールド王座のV2に成功したが、次期挑戦者は不在の状況だ。そこで「このベルトの防衛戦、もっと死ぬほどやりたい」と希望する中野は、めぼしい挑戦者候補を探してる様子だ。
2021年12月にワールド王座を初戴冠した朱里は1年間で10度の防衛を果たしたが、陥落後は一度も同王座に挑戦していない。次のビッグマッチは12月29日の東京・両国国技館大会。中野の意中の相手は朱里なのか、それとも――。今後の動きに注目だ。