とてもきれいな目をしているのに、目の光がなぜか弱々しく感じられる人がいる。これは健康に問題があり、そのために気力にも欠けている状態だ。
性格は軽はずみで、衝動的な行動を取ることが多い。この欠点は、小さい目より、大きい目の人に強く出る。
目にしっかりした光があるのは、信念が強い人。しかも旺盛な体力、気力の持ち主で、スケールの大きな人物になり、非凡な才能で大事を成し遂げるとされる。
生き生きした目は「活眼」と呼ばれ、勢いがある。どんな分野でも、成功した人の目には鋭さがあるが、同時に情を感じさせるのが良い相とされる。
ただし、殺気でギラギラした目や、底光りのする目などはもちろん悪相で、同じ光でもまったく種類が違う。
二重まぶたか一重まぶたかは、特に注意して観察しなくても見分けやすいので、人相を見る際のポイントになる。
二重まぶたの人は、男女を問わず人を信じやすい。誘惑に弱く、衝動的な行動を取ることも多い。女性はおしゃれで流行を追うタイプ。雰囲気のよいお店で甘い言葉でささやかれると流される危険がある。
その点、一重まぶたの人は、慎重で、軽はずみな失敗は少ない。行動する前にじっくり考え、行動を起こしたら最後までやり遂げようとする。ただ、その思慮深さは、相手の側から見ると「臆病な人だ」と誤解される場合もあるだろう。
◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花&誕生石物語366」「血液型別星占い」などがある。