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レアル本拠地は「W杯決勝は開催できない」 バルセロナ市議がカンプノウを激推し

東スポWEB 2024年10月13日 14時20分

2030年にスペイン&ポルトガル&モロッコが共催するW杯決勝の開催スタジアムをめぐる争いが注目されている。

同W杯は3か国の共催に加えて1部試合が南米のウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンで開催される。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、決勝戦の開催スタジアムとして、首都マドリードにあるスペイン1部レアル・マドリードのホームスタジアム、サンチャンゴ・ベルナベウと同1部バルセロナの本拠地競技場のカンプノウが有力という。

ただ、バルセロナ市議会のスポーツ評議会議員ダビド・エスクデ氏は「決勝の開催地をめぐるカンプノウのライバルはベルナベウではない。ベルナベウで決勝は開催できない」と指摘。同氏によると、国際サッカー連盟(FIFA)の規定で一般観客8万人収容が条件となっており、8万5000人収容ながら来場するFIFA指定のVIPや関係者、各国メディアなどを除くと「8万人に満たない」という。

改修中のカンプノウは約10万5000人収容となる予定。同氏は「ベルナベウは決勝を開催できないが、将来モロッコになるハッサン2世スタジアムでは開催できるだろう」との見通しを示したが、あくまでバルセロナでのファイナル実施を求めていた。

同紙は「当初、決勝戦の本命はベルナベウだったが、バルセロナとモロッコ連盟はそれぞれのスタジアムでの開催を申請した」としており、今後の動向が注目される。

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