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【F1】角田裕毅がレッドブル〝正式候補〟と重鎮マルコ博士が明言「2025年にマックスと…」

東スポWEB 2024年10月13日 15時50分

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、2025年に親チームのレッドブルに昇格する正式候補になったとグループの重鎮ヘルムート・マルコ博士(81)が初めて明言した。

欧米のモータースポーツを扱う専門メディア「クラッシュネット」は「ヘルムート・マルコは、角田裕毅が25年のF1シーズンにレッドブルに加入する候補になっていることを明らかにした」と伝えた。

今季の角田は性能で劣るRBのマシンでたびたび入賞を果たし、大ベテランのダニエル・リカルドを圧倒した。他チームから複数の獲得オファーが舞い込むなど評価が急上昇し、流出阻止のためRB側は早々に契約延長を決定。その一方で、リカルドはシンガポールGP後に解雇され、レッドブルグループで有望株と評されるローソンがRBの正ドライバーとして次戦の米国GP(20日決勝)から走ることになった。

そうした中で、マルコ博士は今季残りの6戦で角田とローソンの実力を比較する方針を示していたが、さらに角田が来季昇格へ向けて〝正式候補〟になったと強調した。

ドイツのモータースポーツ専門メディア「F1インサイダー」に対して、マルコ博士は「角田は2025年にマックス(フェルスタッペン)と並んで走る候補者だ」と明言。その上で「今シーズンの残りのレースで、来年のドライバーの組み合わせがどうなるかが決まる」と角田とローソンの〝勝者〟がセルジオ・ペレスに代わってレッドブルの正ドライバーになる方針を表明した。

「ジュニアドライバーがマックスと一緒に運転することは十分に想像できる。ローソンと角田を比較することにした。彼らは同じ資質、同じ条件を備えており、それぞれが6レースで自分のほうが優れていることを証明する」と繰り返し強調した。
角田の〝レッドブルデビュー〟がいよいよ近づいてきた。

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