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今季2位7回の山下美夢有 古江彩佳とのプレーオフ制し今季初勝利「優勝で恩返しできた」

東スポWEB 2024年10月13日 17時50分

国内女子ゴルフツアー「富士通レディース」最終日(13日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)、パリ五輪4位の山下美夢有(23=加賀電子)が、通算14アンダーで並んだ古江彩佳(24=富士通)とのプレーオフ(PO)を制し、今季初勝利(ツアー通算12勝目)を挙げた。

2差6位から出たこの日は、正規の18ホールで66と伸ばしてホールアウト。11番まで7つ伸ばして一気に首位に駆け上がるも、13、14番でボギーが来てしまう。16番パー5で1つ取り返し、18番パー4は、超ロングパットを沈めてパーをセーブした。

すると一時は通算15アンダーまで伸ばした後続組の古江が18番をボギーとして勝負はPO(18番の繰り返し)に。山下が2ホール目にパーでまとめて、ボギーの古江に競り勝った。

直近2年連続で年間女王に立った山下は、ここまで勝利をつかめず、国内ツアーで2位が7回。ようやくつかんだ勝利だけに、表彰式の優勝スピーチでは家族らに感謝したときには感極まる場面も。その上で「優勝で恩返することができてうれしく思っています」と語った。

年間女王争いでは、今季7勝の竹田麗央(山江グループHD)が首位を独走しているが、2位の山下が優勝をきっかけに、どこまで肉薄できるか。

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