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田崎史郎氏 石破首相は日米地位協定の改定について「棚上げ」「本気でやるつもりはない」

東スポWEB 2024年10月13日 18時16分

政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)に出演し、石破茂首相が意欲を見せていた日米地位協定の改定についてコメントした。

石破首相は日米地位協定の改定について「合衆国に自衛隊の訓練基地を作るということは昔から申し上げておりますし、軍事的合理性があるものと考えております」と述べているが、具体的に何を改定したいのかは不透明と指摘されている。

田崎氏は「石破さんは日米地位協定の問題にしろ、『いち議員としての発言だ』っていうことで棚上げしているんですよ。だから多分、本気でやるつもりはないんです」と述べた。

元衆院議員の杉村太蔵氏は「石破さんの一番ダメな所はアジア版NATOにしたって、全く具体的なことを言わない。日米地位協定も見直すと言ってるけど。とにかく二言目には、『議論をしなければならない』と。何1つ具体的に言ってない」と批判した。

元宮崎県知事東国原英夫氏は「皆さん、石破さんを軽く見てるかもしれませんが、防衛大臣を2回やって、防衛の専門家ですよ。その方が仰ってるんだから、何かあるでしょ?」と擁護し、杉村氏も「何かあるはずなんですけど」と同調。

しかし田崎氏は「なんもない」と断言。その理由について「外交政策、防衛政策は総理大臣になった時点で役所からレクチャーをドーンと受けて、自分が総裁選で言ってたものはすべて棚上げ」と解説した。

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