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ユーリ阿久井政悟 小差判定V2に「今日は全然ダメダメ」…統一戦の期待も「練習します」

東スポWEB 2024年10月13日 20時10分

WBA世界フライ級タイトルマッチ(13日、東京・有明アリーナ)で、王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)が同級8位タナンチャイ・チャルンパック(24=タイ)の挑戦を2―1の判定で退け、2度目の防衛に成功した。

序盤からガードを固めて圧力をかけ、積極的に左ジャブを放ちながら、タイミングよくカウンターパンチも合わせて試合の主導権を握った阿久井。8回に入ると、さらに圧力を強めて勝負を決めにいったかと思われたが、24連勝中の挑戦者もしぶとさを見せて反撃し、接近戦で打ち合う場面が増えていった。

その後は一進一退の展開。阿久井は決定的な場面を見せられなかったが、危なげなく戦い切って勝利をものにした。

リング上インタビューでは「勝ったと言っても完勝じゃないので。強い相手だったし」と戦いを振り返った阿久井。4団体統一を目標に掲げており、この試合を統一戦につなげる一戦と位置付けていたが、今後について問われると「今、心の中で自分が『練習をしろ』と言っているので、練習します。もっと頑張ります」と苦笑した。

また、次戦への抱負を問われても「今日は全然ダメダメな内容だったので、今日の選手が強かったというのもあるんですけど、次はもっといい試合を見せられるよう頑張ります」と反省するばかりだった。

とはいえ、ベルトを守った。4団体統一へ一歩一歩近づいていく。

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