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【セCS】阪神・森下翔太が猛打賞&2打点 岡田監督は苦笑い「野放しにしたら全然やもんな」

東スポWEB 2024年10月13日 20時25分

阪神はCSファーストステージ第2戦・DeNA戦(13日、甲子園)に3―10で大敗。森下翔太外野手(24)は、第1戦のマルチ安打に続いて、猛打賞&2打点の活躍を見せたが、勝利にはつながらなかった。

まずは初回に〝難敵〟ジャクソンの内角低めに入った153キロの直球を捉え、左翼席に先制のCS1号ソロ突き刺した。「先制点取りたい状況だったので、自分が出れば次のバッターにいろんな展開が生まれると。それが最高の結果になってくれました」とうなずいた。

だが、直後に先発・高橋が、戸柱の走者一掃の3点適時打、牧の中前適時打を浴びて、4点を献上。さらには1―4の7回にリリーフ陣の村上―富田―岡留がハマ打線に打ち込まれ、6点を奪われた。しかし、最後まで意地を見せた若虎。7回二死二塁から、3番手・ウェンデルケンから中前適時打を放って、1点を返した。「自分にできることは次につないだり、チャンスの場面で1本だすことしかないので。全員が打線がつながっていかないと、点にはつながらないと思うので。自分のやるべきことに集中してやりました」。

それでも、最後は大量失点が重くのしかかり、チームは敗戦。この日の黒星で、CSファーストステージでの敗退が決定。今季限りで退任する岡田彰布監督(66)のラストゲームとなった。森下は「悔しい結果には終わっちゃいましたが、結果なので仕方ないかなと思います。ですが、もう一回(監督を胴上げ)できたら最高の結果だったかなと思います」と語った。

一方の岡田監督は、シーズン途中に森下に施した直接指導を振り返りつつ「言うたヤツだけやろ。野放しにしたら全然やもんな。大変やで、怒る人がゼロやったら」と苦笑いを浮かべながら話していた。

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