日本代表ＭＦ久保建英（２３＝レアル・ソシエダード）が〝史上最強〟と称される森保ジャパンの強さの理由をズバリ指摘した。
森保ジャパンは北中米Ｗ杯アジア最終予選で開幕３連勝。しかも３戦１４得点に無失点と完璧な内容で、他を圧倒する驚異的な強さを誇っている。
１３日の練習後に取材に応じた久保は、最終予選の現状について「僕らは気負う必要がない。（２位と）勝ち点５開いているし。焦る相手がいるとしたら向こう。僕らは変に焦る必要ない」と冷静に分析した。
大一番となったサウジアラビアとのアウェー戦で２―０と快勝したことも「勝って当たり前だとは思っていないけど、みんな口々に目指すところはもっと上と言うんだったらということじゃないか」と目標が高いことを強調する。
現在の強さは、Ｗ杯強豪国に見劣りしないメンバーで、２チーム編成できるほどの充実した選手層にある。その理由について久保は「この前長友（佑都）選手と話していたけど、相手も僕らの分析をした時にメンバーを見たら『みんな欧州でやってるね』とかそういう話になるのかなという話はした。僕らの個人個人を客観的に見た時に、本当に昔と比べると、どんどん、どんどん、いろんなレベルの高いリーグで、レベルの高いチームメートとメンバー争いを経験している選手が多数いるわけで。その土台の部分が、一つランクが上がっていると外から見たときに相手はそう思うんじゃないかな」と指摘。欧州各国の一流リーグで結果を出している選手が、続々と出てきている点を強さの理由として挙げた。
森保ジャパンの今の勢いならば、Ｗ杯優勝もはっきりと視野に入ってきそうだ。