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バルセロナ 引退したアグエロ氏の約5億円支払い要求など訴訟8件…財政再建に高い〝障害〟

東スポWEB 2024年10月14日 5時1分

元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏(36)が古巣のスペイン1部バルセロナに対し、300万ユーロ(約4億9000万円)の支払いを要求していると、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じた。

アグエロは2021年夏に親友のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに所属するバルセロナに加入するも、不整脈が判明。同年12月に現役引退を表明し、契約を解除した。しかし、給料の一部が支払われていなかったという。同紙は「クラブは不当な理由で引退した後の労働決議により、彼の債務を背負っている」と指摘した。

バルセロナは2023年夏に所属するフランス代表FWウスマヌ・デンベレのフランス1部パリ・サンジェルマンに移籍したことに、代理人事務所から手数料として1000万ユーロ(約16億3000万円)の支払いを求められるなど、8件の法廷闘争を抱えており、今季予算は黒字となる見込みながら、裁判の判決次第では赤字になる可能性も出ている。

総額1600億円もの負債を抱えている中、他にもメッシらに対する未払いの選手給与や、他クラブに未払いの移籍金が1億ユーロ(約163億円)以上もある。財政再建が急務となっている中、新たな訴訟が大きな障害となりそうだ。

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