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【卓球】張本智和が男子単日本勢50年ぶりの金 中国メディア「豊富な経験を持っている」

東スポWEB 2024年10月14日 10時20分

卓球男子でパリ五輪代表・張本智和(智和企画)の快挙に、中国メディアも高評価を下した。

13日に行われたアジア選手権(カザフスタン)のシングルス決勝で、世界ランキング9位の張本は同3位の林詩棟(中国)と対戦。第1ゲームを2―8から逆転すると、第2ゲームも連取。第3ゲームは4―11で落としたが、第4ゲームを制し、3―1で勝利を収めた。日本勢の優勝は1974年横浜大会の長谷川信彦以来、50年ぶりの偉業となった。

この試合を中国メディアは大々的に報道。林詩棟への厳しい意見が目立つ中で、同国メディア「捜狐」は「張本智和は豊富な経験を持っている」と指摘。「2019年頃から中国のトップ選手を破り、非常に早くデビューした。試合ではあまり安定せず、崩れたり番狂わせを起こされることもあるが、非常に良いパフォーマンスをする傾向がある。経験という点では彼にはいくつかの利点があった」との見方を示した。

その上で勝敗の分けたポイントを分析。「第1ゲームで林詩東が8―2でリードしていたが、張本が逆転して11―9で先取した。張本選手に関しては、まさかこんな大逆転ができるとは思っていなかったみたいで、自信を見せてその後どんどんスムーズになって、果敢にアクションを起こしていった。林詩東にとって、これが悪い兆候だった」と回想したが、今回の金メダルは卓球王国にとっても大きな衝撃を与えたようだ。

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