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大谷翔平が2安打1打点で大勝に貢献「歓声がすごくて打席により強気で集中できた」

東スポWEB 2024年10月14日 13時36分

ワールドシリーズ進出に向け、ドジャース・大谷翔平(30)が好スタートを切った。13日(日本時間14日)のメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦(ドジャースタジアム)に「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点で9―0とチームを先勝に導いた。

千賀との今年初対決が実現し、アイコンタクトで両者がうなずいた。初回の第1打席はニゴロに打ち取られたが、2点を先制した2回の第2打席では、一死二塁から初球のカットボールを右前に弾き返す適時打で追加点。千賀を早々にマウンドから引きずり下ろした。

さらに〝MVPコール〟の中、4回の第3打席では一死一塁から3番手のピーターソンのカーブを叩くと、速度187・4キロの火の出るような打球が右中間フェンスに直撃。俊足で二塁を陥れた。守備のエラーで単打の記録とされて打点もつかなかったが、一走・エドマンの力走で勝負を決める5点目を叩き出した。

「ジャック(フラーティ)が素晴らしい働きをし、オフェンスも素晴らしい試合運びだったと思う。初回のマンシーのタイムリーが大きかった」と全体を振り返り、4回のフェンス直撃安打について「たまたま甘い球が来て、いい打撃だった。弾道が低かったので(外野手を)越えてくれないかな、と思っていたら越えてくれた。トミー(エドマン)がしっかり走ってくれてよかった」と快勝発進に表情を緩ませた。

プレーオフ6試合で24打数6安打1本塁打。異様な熱気の中、重圧のかかる試合が続くが「ホームの試合でファンの歓声がすごく、自分がより強気で打席に集中できる環境と思う。今日みたいに自分たちのオフェンスの仕事ができればしっかり点が取れると思う。全力で集中したい」とさらなる爆発を誓った。

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