サッカー元日本代表ＦＷ武田修宏氏（５７）が１４日、静岡県・浜松市のイオンモール浜松志都呂で開催された２０周年記念イベントに参加した。
武田氏は浜松市出身の縁もあってイベントに出席。同じく浜松出身でパリ五輪柔道男子７３キロ級銅メダル、混合団体銀メダルの橋本壮市（パーク２４）も参加した。
トークショーの質問コーナーでは、Ｊ１磐田のユニホームを着た子どもから「ジュビロ磐田の監督はやらないんですか？」と〝直球質問〟。磐田はＪ１で現在降格圏の１８位に低迷しているだけに、武田氏のカリスマ性で再建を待望する声も挙がったが、「横内（昭展）監督は仲間なので、応援してあげてください」と武田氏は磐田の奮闘を期待してエールを送った。
「今はルヴァンカップ決勝に行った名古屋の長谷川（健太）監督の下で現場勉強しています」と指導者として研鑽を積んでいることを強調しつつ「いつか監督はオファーが来たらやりたい」とＪリーグでの指揮に意欲も見せた。
また、盟友の森保一監督が指揮する日本代表が１５日に北中米Ｗ杯アジア最終予選オーストラリア戦（埼玉）に臨むこともあって、スコアも予想。ファンからは２―０を期待する声が上がったことを受けて、武田氏は「３―０」とそれを上回る快勝を予想した。
プレゼントのボール抽選会では、武田氏の高校時代から４０年来のファンという女性がゲットして大喜び。「久しぶりの浜松、地元凱旋で浜松市民の方々にパワーをもらいました」と武田氏にとっても充実した時間となったようだ。