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伊藤薫 デビュー35周年でSareee&なつぽいと師弟トリオで勝利「もうちょっと頑張ろうと思う」

東スポWEB 2024年10月14日 18時10分

レジェンド女子プロレスラーの伊藤薫(52)が、まな弟子のSareee(28)とスターダムのなつぽい(29)からデビュー35周年を祝福された。

1989年10月8日に全日本女子プロレスでデビューした伊藤は14日、東京・新宿フェイスでデビュー35周年記念興行を開催。メインイベントではまな弟子の2人とトリオを結成し、師匠のジャガー横田、名タッグ「ジャングルジャック」のパートナー・アジャコング、同期の渡辺智子組と対戦した。

試合が始まると場外乱闘で敵軍と激しい攻防を繰り広げ、後輩2人と好連係を炸裂。優勢に持ち込んだ伊藤軍だったが、アジャの一斗缶攻撃を全員でくらうと形勢逆転を許してしまった。さらに伊藤が渡辺に捕まりピンチを迎える。

それでも自身のメモリアルを勝利で飾りたい伊藤がアジャの裏拳を渡辺に誤爆させると、Sareeeが渡辺に裏投げを決め一気に流れを引き寄せた。最後は伊藤がトップロープから渡辺にダイビングフットスタンプを見舞い、完璧な3カウントを奪った。

試合後、マイクを持った伊藤は「疲れました。10年ぶりにトップ(ロープ)上りました…」と安堵の表情を浮かべ、同期の渡辺と健闘をたたえ合った。さらに応援に駆けつけた全女時代の同期から花束を贈られ笑顔を見せる一方で、ジャガーに感謝を述べている最中には涙を流す場面もあった。

Sareee&なつぽいとともにバックステージに現れた伊藤は「大会前には調子が悪い部分があったんですけど、今日こうして試合ができてよかった。今日は2人とも出てくれてありがとう。2人が入場してくる時から涙が出そうになった」と振り返った。

Sareeeから「伊藤さんの弟子として今頑張らせていただけて、本当に幸せだなと思いました。35周年おめでとうございます!」と祝福されると、なつぽいからも「本当におめでとうございます! 伊藤さんがいなければ今の自分はいない。誰が何と言おうと私の師匠は伊藤さんです。今日の大会に出られてすごくうれしかったです。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えれた。

最後に伊藤は「今日は自分にとって縁の深い6人で試合ができたことに感謝してます。今の時代を背負っている2人に頑張ってもらって、私ももうちょっと頑張ろうと思ってます」と誓った。

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