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メッツ・千賀滉大に起きた異変「試合に入るタイミングで気づいた」 米メディア「医者に連れていくべき」

東スポWEB 2024年10月14日 18時45分

メッツの千賀滉大投手(31)が13日(日本時間14日)のドジャース戦に先発したものの、2回途中を2安打3失点、4四球の乱調で期待を裏切る内容に終わった。打線も〝ミラクル〟の兆候すら見られず、わずか3安打に抑えられて0―9と大敗。試合を壊した千賀にメンドーサ監督は「明らかな不調だった。速球にキレがなく、ボール球が多く、スプリットもよくなかった。今後は数日間は彼の反応を見守る必要がある。彼がどう立ち直るかにかかっている」とぶ然とした表情を見せた。

試合後に米メディアに対応した千賀は制球難について「いろいろな要因はありますが、メカニックにおいてエラーが来ていたんじゃないかと思う。試合に入るタイミングで気づいたことだった。チームの第1戦でどうにかしようと思ったが、こういう結果になって悔しい」とかすかな〝異変〟を感じたことを明かした。

右肩痛、左足痛に苦しんでシーズン登板は1試合で1勝。それでもフィリーズとの地区シリーズ初戦で2回1失点、3奪三振と復調気配を見せ、中7日でこの日にマウンドに立った。体調にも問題はなかったが、わずか30球の背信投球に米メディア「SNY」は「千賀は健康状態は良好で問題はメカニクスだと言ったが、メッツはそれが事実であることを確認するために彼をできるだけ早く医者に連れていく必要がある。球団はもう一度、投げさせていいのか真剣に考えている」とコンディションを疑問視した。

メンドーサ監督は18日(同19日)の第5戦の再登板も視野に入れているが…。千賀は「何がいけなかったのかを反省し、次はどういうパフォーマンスができるか、を考えてやっていきたい。悔しいし、情けないけど、やるべきことを継続したい。次は決まっていないですけど、準備に集中したい」と前を向いた。

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