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【新日本】内藤哲也 ザックに敗れ今年2回目のIWGP陥落「こんなチャンピオンなかなかいないよ」

東スポWEB 2024年10月14日 21時20分

新日本プロレス14日両国国技館大会でIWGP世界ヘビー世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がG1クライマックス覇者ザック・セイバーJr.(37)に敗れ王座から陥落した。

近年のG1覇者は翌年1月4日東京ドーム大会でIWGPに挑戦する流れが恒例化していたが、ザックの希望により年内の挑戦が実現。王者と覇者の頂上決戦は、緊迫の攻防が続いた。

ザックドライバーをバレンティアで切り返した内藤は、デスティーノを阻止されるとゴッチ式パイルドライバーを浴びてしまう。それでもザックドライバーをカウンターのデスティーノで切り返し主導権を渡さない。

しかし正調デスティーノだけは決めきれず、スイング式首固めでも3カウントを奪えない。ザックドライバー、セイバードライバーをキックアウトする驚異の粘りを見せたが、最後は足4の字式の変型ザックドライバーでついに力尽きた。

バックステージで内藤は「1月4日と現地時間の6月30日、今年2回この新日本プロレスの最高峰のベルトを取ったにもかかわらず、2回も落とすなんて。こんなチャンピオン、なかなかいないよ。逆にレアだよね。こんだけうまくいかないとさ、こんな俺でも嫌になっちゃうね」と自嘲。

「まあ、でもレスラーとして、自分より優れたレスラーがいるから俺も頑張れるんでね。ザック・セイバーJr.、今年のG1の優勝の勢いのまま俺の対角線に立ってくれて、そして俺に勝ってくれて、変な話だけどちょっとうれしかったよ。そしてますますザック・セイバーJr.という選手が嫌いになったよ。さあ、これからどんな世界を見せてくれるんだ? 見せれないなら俺がすぐに引きずりおろしてやるよ」と、ザックに対しメッセージを送っていた。

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