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【日本代表】イレブンも気になる〝地上波なし問題〟 守田英正はホームでのオーストラリア戦へ気合

東スポWEB 2024年10月15日 11時30分

森保ジャパンのイレブンも〝地上波なし問題〟が気になるようだ。日本代表は北中米W杯アジア最終予選(15日、埼玉)でオーストラリアと激突。8大会連続の本大会出場へ重要な一戦に向けて、攻守の要となっているMF守田英正(29=スポルティング)は2―0で快勝した前戦サウジアラビア戦を踏まえてこんな話をしている。

「アウェーですごい歓声の中で試合をして、彼ら(相手)がうらやましいというか、いい雰囲気だった。今回、僕らがそういう恩恵を受けると思うし、サウジアラビア戦を経て、楽しみにしているサポーターの方々も多いと思う。地上波で(中継を)やっていると思うので頑張りたい」

イレブンが地上波による放送の有無を気にかけるのも無理はない。最終予選の中継は、前回カタールW杯からテレビ朝日による地上波放送がホームのみとなり、アウェーは「DAZN」の独占配信に。今回も同様の中継態勢で、アウェー戦は地上波の放送がない。だが、地上波放送の機会が減少すると、それに比例するようにファン層も狭めることにつながる。そのため、日本サッカー協会も危機感を示し、アウェー戦の地上波復活を模索している。

今回の最終予選で地上波放送があった中国戦は、平均世帯視聴率が16・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)にとどまり、盛り上がりに欠けるのが実情。サッカー離れを防ぐために、選手たちも地上波放送がある時は好プレーを見せようと躍起になっているのかもしれない。

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