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【おむすび】長嶋引退に猪木VSアリ、連合赤軍…松平健「おじいちゃん」の70年代ホラ吹き連発

東スポWEB 2024年10月15日 11時50分

15日放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」で、主人公の女子高生・結(橋本環奈)の祖父「おじいちゃん」こと永吉(松平健)の過去が明かされた。

結の父・聖人(北村有起哉)と永吉がいがみ合う米田家。永吉は若かった当時、家業の農作を継ぐのが嫌でトラックの運転手に。結婚して聖人が生まれ、父の没後、ようやく農業に専念するようになった。

ところが聖人が11歳の時、大阪万博に行くと称してトラックで出かけたきり、閉幕まで家に戻ってこなかった。話題の出来事の現場に「すぐトラックで飛んで行ってしまう」と聖人は苦々しげに振り返る。

そんな永吉は名優・菅原文太の映画「トラック野郎」に触れて、「アレは俺がモデルたい」。これまでの放送で、プロ野球の地元球団・福岡ダイエーホークス(当時)の王貞治監督について、1本足打法を自分が勧めたなどと結に話し、「ホラ話を」と聖人に呆れられていた。

それは昔からだったようで、この日の回想映像では、出るわ、出るわ。連合赤軍のあさま山荘事件の現場に行ったのは事実だが、人質救出のため山荘を破壊する「鉄球のついたクレーン、用意したんは俺たい」と幼い聖人に大ボラをかます。

「長嶋さん?引退式に遅刻しそうになりんしゃって、俺が後楽園まで乗っけてやったったい」「猪木に寝っ転がってアリと戦えって教えたのは俺たい」「ハハハハハハハハ…」

前日14日は、ミスター巨人軍・長嶋茂雄現終身名誉監督が、中日とのダブルヘッダーをもって現役を終えた日から50年の節目だった。他もすべて70年代の歴史的エピソード。このドラマは「平成青春グラフィティ」とうたっているが、まるで永吉ホラ話の回想による昭和プレーバックと化していた。

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