人気ラッパーのカニエ・ウェストが、元従業員から新たに性的暴行を告発された。15日に米各メディアが報じた。未成年者25人を含む120人から訴えられ、新たにに6人の男女から告発された人気ラッパーのショーン・コムズも事件にかかわっているという。
今回訴訟を起こしたのは、2021年から翌年まで、カニエのブランド「Yeezy」のアシスタントとして働いていた、ローレン・ピショッタさん。アシスタントとして雇用される前にスタジオに招待され、カニエとショーンが共同プロデュースを務めるスタジオセッションで、カニエから薬物を服用させられた上で、性的暴行を受けたと訴えているという。ショーンについては、訴えを起こしていない。
ビショッタさんはカニエを不当解雇で訴えており、解雇される前にわいせつなメールやポルノのような写真、ビデオ、電話の対象にされたと主張している。
最近は頻繁に日本を訪れ、東京のあちこちで目撃されていたカニエだが、今月初めにもフィクサーとして働いていた元従業員から、精神的苦痛と報復行為、労働法違反で訴訟を起された。また4月には、別の元スタッフから「酷い差別とハラスメント、報復行為」を受けたとして訴訟を起こされたばかり。もはや本業が何なのかも分からなくなってきた。