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ソト敬遠→ジャッジ勝負にヤンキース地元メディアが〝警告〟「無礼」「やめるべきだ」

東スポWEB 2024年10月16日 15時36分

ヤンキースは15日(日本時間16日)、本拠地ニューヨークでガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に6―3で快勝。通算対戦成績を2勝0敗とした。

ファンが待ちに待った瞬間がついに訪れた。打撃不振に陥っていたアーロン・ジャッジ外野手(32)が、7回の第4打席で今ポストシーズン1号となる豪快2ラン。球場内は割れんばかりの大歓声に包まれ、試合を決定づけた。試合後は「いい気分だったし興奮した」と喜びを口にしたが、その2打席前には屈辱的ともいえる勝負を挑まれていた。

2回の2打席目は前打者のソトが一死二、三塁で打席を迎え、ガーディアンズ側は満塁策を選択。ソトとの勝負を避けて申告敬遠で歩かされ、ジャッジは中犠飛で追加点をもたらした。レギュラーシーズン中からソト&ジャッジの計99発、253打点という強力すぎる2、3番コンビは対戦相手にとって頭痛の種。ただ、試合前までのポストシーズンでソトは打率3割5分3厘のハイアベレージを残し、前日には1号ソロもマークしていた一方、ジャッジは同1割3分3厘に低迷し、本塁打もゼロだった。

それでも主砲がナメられた格好でもあり、地元の「ニューヨーク・ポスト」は「アーロン・ジャッジが10月の不振から脱却する前に、ガーディアンズは無礼な決断を下す」とし「アーロン・ジャッジの前にフアン・ソトを意図的に歩かせるのをやめるべきだ」と〝警告〟した。

その引き合いに出されたのが8月14日(同15日)のホワイトソックス戦。同様に「ソト敬遠→ジャッジ勝負」のケースがあり、当時のジャッジは「敬遠に腹が立っていた」と今季43号、MLB通算300号をブチ込んでいた。

この日の豪快弾が呼び水となり、再び手がつけられなくなるのか――。

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