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【衆院選】「辻元さん、辻元さん」石破首相が寄ってきて…辻元清美氏が秘話

東スポWEB 2024年10月16日 17時15分

立憲民主党の辻元清美代表代行が16日、東京・京王聖蹟桜ヶ丘西口で衆院選(27日投開票)東京30区から立候補した五十嵐えり氏の応援に駆けつけた。

五十嵐氏は武蔵野市を地元とした東京都議を辞めて今回の衆院選にチャレンジしている。まだ知名度が浸透されてないことを武器に「口コミが私の選挙戦です」と訴え続けている。

公示前の11日には、野田佳彦代表が五十嵐氏の応援に入り、新設された同選挙区で1議席獲得を目指す。

辻元氏は同党が公約に掲げた企業・団体献金の禁止、国会議員の世襲制限などに言及した。

「自民党議員は裏金をがっぽり包んだり大きな企業から何億円、経団連から24億円の企業献金をもらっている。結局、誰の方を向いて政治をしてきたのかと言えば、自分たちに利権をくれるようなところと政治をやってきたから経済が成長しない。『いいかげんにしろ』と言いたい」と〝政治とカネ〟の問題を批判した。

辻元氏は石破茂首相を始め、自民党の世襲議員に対しても怒りの矛先を向けた。

「石破さんかてね、世襲議員なんですよ。小泉進次郎さんは4世でしょ、100年前から4代にわたって戦前から〝世襲一家〟です。小渕(優子)さん、岸田(文雄)さんは3世、さらには麻生(太郎)さんも戦前からやった。その対極にいるのが五十嵐さんや辻元なんです。小渕さんと五十嵐さんだったら、どっちが庶民の暮らしをわかっていますか、はっきりしているでしょう」

一方で、辻元氏は「石破さんはね、仲が良かったんですよ」とも。

「私が(国会内の)廊下を歩いている時、『辻元さん、辻元さん』と寄ってくるんですよ。『アベノミクスはあかん』と言う。格差が広がって金持ち優遇政策はあかんとかね、『選択的夫婦別姓にぼくは賛成だ』と私に言いにきていた。ところが、総理大臣になった途端にアベノミクスを評価し、富裕層への増税は取り下げ、選択的夫婦別姓も先送り。石破さんが総理になっても、自民党を変えることはできない。これが自民党の限界だと思うんです」

辻元氏がそう声を大にすると、聴衆から大きな拍手が飛んだ。

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