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榊英雄被告「おもちゃになれ」は「プレイの一環」とえん罪主張 SDカードに記録音声

東スポWEB 2024年10月16日 17時41分

演技指導などと称して俳優として活動していた女性にわいせつな行為をしたとして、準強姦罪に問われた映画監督の榊英雄被告(54)の公判が16日、東京地裁(安永健次裁判長)で開かれた。

榊被告は今年7月、準強姦の疑いで逮捕されている。同罪での逮捕は4回目。

追起訴状には、2016年7月25日と同年9月30日、港区赤坂のマンションの一室で、榊被告は映画監督としての立場を利用し、被害女性に対して、要求に応じなければ映画監督としての影響力によって俳優としての活動に支障をきたすのではないかとの不安を抱かせ抗拒不能であることに乗じ、姦淫したと記されている。

勾留中の榊被告はグレーのスーツを着用。茶色のスリッパをはき、手錠をはめ、腰には紐が巻かれ、2人の警察官に囲まれながら出廷した。

起訴事実について、証言台に立った榊被告は「男女の関係であったことは認めますけど、抗拒不能の状態だったとは否定します」と主張。「えん罪でございます」と述べた。

証拠品として被告宅から押収したSDカードからは、女性とのわいせつな動画が見つかっている。

法廷では、SDカードに記録されていた「お前やれんのか」「おもちゃになれ」「ピンクの主演やれよ、お前」という被告が発した言葉が明らかになった。

さらに検察側は、被告人の供述調書を読み上げた。SDカードに記録されていた言葉が、役を引き換えにしているものではないか?という指摘に対し、被告は「プレイの一環」などと話していたという。

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