衆院選（２７日投開票）の２日目となった１６日、東京１４区から立候補しているれいわ新選組の櫛渕万里共同代表がＪＲ平井駅前で開いた街頭演説会に前日、緊急入院した山本太郎代表が応援弁士で駆け付けた。
山本氏は「大きな声で申し訳ありません。非常に重大な局面、この国の未来がどうなるかということの局面に立った選挙でございます。どうか耳を傾けてください」と切り出した。
山本氏は公示の第一声を前に発疹が全身に広がるアナフィラキシーの疑いで緊急入院した。昼に退院したが、大事を取って、初日の街宣活動はすべてキャンセルとなっていた。この日、１日遅れとなった街宣での〝第一声〟には山本氏の姿を見ようと多くの支援者が駆け付け、メディアも大挙集まった。
櫛渕氏から体調を気遣われた山本氏は「大丈夫です」と即答。「こんな気合の入った人はいない。同じグループでも何かしら論戦したらめんどくさいですよ（笑い）。曲がったことは絶対に許さないスタンスで、うっとうしい時もありますが、これは政府に対してもさらに強い力で向かっていくことになる」と櫛渕氏をプッシュしていた。