女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」（２６日、新宿で開幕）に臨む鹿島沙希（３１）が、全身筋肉痛を理由に団体の公式行事を欠席した。
同リーグ戦の全体会見が１６日に都内で行われ、「ゴッズアイ」の朱里（３５）と鹿島はレッドゴッデスにエントリー。ところが会見場に鹿島の姿はなかった。
すると司会者が、鹿島本人から数分前に届いたというメッセージを代読。そこには「朱里さんへ。タッグリーグに向けた自主練をしたら、全身筋肉痛に見舞われてしまい、今日の会見に行くことができませんでした。本当に申し訳ありません」とつづられていた。
さらに「タッグリーグは２人で協力して、朱里さんの力で優勝したいです」という言葉が続き、最後は「何卒」と締められていた。〝省エネレスラー〟の異名を取り、大の練習嫌いで知られる鹿島が自主練とは信じがたいが…。何より筋肉痛を理由に会見を欠席する選手も異例だ。
ところが、メッセージを受け取ったピュアな朱里は感激の面持ちだ。「自主練習ってことは、パワーアップして来るってことですよね？ 沙希が筋肉ムキムキになって戻って来るってことは、タッグリーグ、ちょっといい感じにやってもらえるんじゃないかなって思う。２人の力で優勝して、ベルトを絶対に巻きます。沙希、よろしく！」と確かな手応えをつかんだ様子だ。
９月２８日後楽園大会でゴッデス王者の渡辺桃＆テクラに敗れたばかりの２人は、再び挑戦権を得ることができるのか。