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【パCS】初戦黒星も日本ハム・新庄監督「まだまだまだ!」 鷹打線に脱帽「さすがやな」

東スポWEB 2024年10月16日 22時6分

日本ハムは16日、CSファイナルステージ初戦(みずほペイペイ)でソフトバンクと対戦。2―5で敗れ、相手のアドバンテージを含めて0勝2敗となった。

先発・伊藤が2回に近藤からの3連打で先制を許すと、同点に追いついた3回も二死一塁から山川に中越え適時二塁打で失点。その後、4回と5回も今宮、栗原に一発を浴びるなど6回途中10安打4失点での降板を余儀なくされた。

打線は1点を先制された3回一死二、三塁からこの日、1番に抜てきされた矢沢が三塁への適時内野安打を放って同点に。ただ、その後は相手先発・有原を攻略できず、7回に先頭のレイエスが左翼席に一発を放つのが精いっぱいだった。

大事なシリーズ初戦を落とした新庄剛志監督(52)は試合後、落ち込むどころか自ら切り出し「まだまだまだ、明日、明日!」と絶叫。「(CSファーストステージの)ロッテ戦も最初に負けて、トントンと勝ったんで。4勝されるまでは間違いなく諦めないんで」と語気を強め、次戦に気持ちを切り替えた。

鷹狩りへ温存してきたエースの伊藤をいきなり打ち崩されてしまったが「(ソフトバンクは試合が)あんだけ空いて、あの速い(伊藤の)真っすぐをいきなり打ち返すんですから」と相手打線に脱帽。その上で「大したもんですよね。感心しました。さすがやなって(笑い)」と改めてソフトバンクの強力打線に警戒感を示した。

またこの日、プロ2年目の二刀流・矢沢を「1番・左翼」で起用したことには「今日、あのヒット打ってくれると思って。ボテボテのヒット? そう」と3回に一時同点となるタイムリーを放った打撃に触れ「(矢沢は)足があるから。それか、カポーンっと1、2、3で(会心の安打)。どっちかかなと。めっちゃうれしかったですね。(ボテボテの安打で)それそれそれって」。

気落ちするどころか、期待通りの安打を放った矢沢の打撃に満面の笑みを浮かべていた。

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