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【セCS】DeNAが巨人に快勝で1勝1敗のタイ 三浦大輔監督「CSはCSと割り切って戦う」

東スポWEB 2024年10月16日 22時32分

DeNAが16日のCSファイナルステージ第1戦(東京ドーム)でセ覇者・巨人に2―0と快勝。初戦で先勝し、早くも1勝1敗のタイに持ち込んだ。

レギュラーシーズンは完全にカモだった。対戦成績は8勝16敗1分けで先発マウンドに立ったアンソニー・ケイ投手(29)も1勝5敗。だが、そこで三浦大輔監督(50)は「シーズンはシーズン、CSはCSと割り切って戦うことです」と強調。「よくない数字を忘れるわけじゃないけど、いい数字もいっぱいありますから。いい形で、勢いをつけてここまでこれたんだから、それをつないでいけるようにしたい」。

そんな指揮官の猛ゲキに応え、投げてはケイが5回2安打無失点。打っては佐野恵太外野手(29)が4回に戸郷の決め球フォークを捉えて先制ソロを放ち、初戦の主導権を握った。

さらに、7回一死一、三塁のチャンスでケイに打順が回ると、三浦監督は満を持して代打・筒香嘉智外野手(32)を起用。7年前にチームを日本シリーズに導いた元主将の巧みな左前適時打で、見事に虎の子の2点目をもぎ取った。

三浦監督はCS前から「いつも若い選手に声をかけて雰囲気を盛り上げている」と筒香の姿勢を評価していた。そんな指揮官の信頼感が生んだ値千金の一打となった。これが第2戦以降にもつながるか。

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