Infoseek 楽天

【陸上】サニブラウンが母校凱旋で〝やんちゃ〟エピ披露「校長先生にはお世話になりました(苦笑)」

東スポWEB 2024年10月17日 6時11分

母校に恩返しだ。陸上男子100メートルでパリ五輪代表のサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が16日、都内の出身校・お台場学園港陽小学校を訪問。児童約450人に大歓声で迎えられ、トークショーなどで交流した。

東京都出身で、小学3年から6年時まで港陽小に通った。サニブラウンは自身の幼少期について「小学生の時はやんちゃだった。基本的に小学生は繁華街に行ってはいけないけど、行ったのがバレて怒られたり。公園の公衆トイレの屋上に登ったり、花火をやって怒られたり…。(当時の)校長先生にはものすごくお世話になりました(苦笑い)」と告白した。

弟でサッカーJ1福岡のユースに所属し、来季のトップチーム昇格が決まっているFWサニブラウン・ハナン(18)も同校出身。港陽小・中学校の大島一浩校長(63)は「ご兄弟で港陽小出身で、ご家族(両親)が『母校に恩返しをしてもいいのでは』と話されたのがきっかけで、訪問する計画が始まったと聞いている」と来校の経緯を説明。「子供たちの笑顔が本当にすてきだったし、喜んでいた」と児童の反応に目を細めた。

サニブラウンは「走る楽しさを伝えていきたい。来年は東京で世界陸上がある。子供たちや親御さんに、こういう小さなところから陸上に目を向けてもらうのが大事」。〝わんぱく小僧〟から立派なスポーツマンへと成長した日本短距離界のエースが、さらなる活躍で後輩の児童たちに夢を与える。

この記事の関連ニュース