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美空ひばりさんに「歌うまいね」と言った近藤真彦が秘話告白「『私、うれしかったのよ』と言われた…」

東スポWEB 2024年10月17日 14時15分

京都にあった美空ひばり像が福島県いわき市の塩屋埼灯台にある「雲雀之苑」に移転し17日、除幕式が行われた。式典には長男の加藤和也氏、テレビプロデューサーの石井ふく子氏、近藤真彦、徳光和夫らが出席した。

京都・太秦にあった美空さんの記念館が今年の春に閉館し、そのエントランスにあったのが等身大の銅像だ。ひばりさんが亡くなった5年後の1989年に作られ、胸に手を組んでいる姿が2011年の東日本大震災の津波で被害を受けた方々を悼んでいる姿に見えたことから、ひばりさんの代表曲「みだれ髪」の歌碑がある「雲雀乃苑」に移設が決まった。

加藤氏は銅像移設に貢献したいわき市の人たちに感謝の意を示し「ここに来るべくして来た銅像のような気がします」。さらに、「二度と悲しいことが起きないように、うちのおふくろにも祈り続けてもらおうかと思っています」と話した。

かつてリハーサル中のひばりさんを見て「あのおばさん、歌うまいね」と話した逸話を持つ近藤は「ステージの隅でひばりさんから、『真彦ちゃん、私、うれしかったのよ、最近、歌うまいねって言われなくなったので、本当にうれしかったのよ』と言われました。そのあと、楽屋にも招待され、サインまでもらいました」と“事件”を振り返った。

このことがきっかけでひばりさんとの交流が続いたという近藤。今回の除幕式に立ち合い「亡くなって何十年と経ってから、このような除幕式ができる歌手はいないんじゃないかと石井先生と話した」。銅像を横に「一生ここにいてほしい」と語りかけていた。

また、ひばりさんと親交が深く、加藤氏の後見人でもある石井氏は「みなさんに集まってもらって、ひばりさんも喜んでいると思います。暇じゃなくてもここに来てほしい」と話した。

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