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【UFC】朝倉海 王座戦へ意気込み語る「世界中に衝撃を与えられるような試合をしたい」

東スポWEB 2024年10月17日 18時55分

米総合格闘技イベント「UFC310」(12月7日=日本時間12月8日、ネバダ州ラスベガス)で、UFCフライ級王者のアレシャンドレ・パントージャ(ブラジル)に挑戦する前RIZINバンタム級王者・朝倉海(30)が17日に都内で会見し意気込みを語った。

UFCの参戦と即王座挑戦が発表されてから初めて公の場に姿を見せた朝倉海は「やっと発表することができてとてもうれしいですし、改めてとても気合が入っています」と笑顔を見せる。近い将来の日本大会開催もささやかれているだけに「勝って来年UFCを日本に持ってきたいと思います」と高らかに宣言した。

王座への思いを問われると「数年前からUFC王者になることを目標として言い続けてきた。UFCが世界トップの団体だとみんな認知していると思う。やるからには世界一になりたいと思っていたので、その場所でトップを取りたいです」と力を込める。さらに王座戦に向けて「世界中に衝撃を与えられるような試合をしたいと思います」と断言だ。対戦相手であるパントージャの印象を問われると「全部うまいですよね。打撃も寝技もレスリングも。競った試合の時に勝ち切る精神力というか、彼の一番の強さはハートの部分かなと思います」と警戒する。それでも「技術が飛びぬけてすごいとは思わないです。打ち合ってくれるし、僕にとっては都合のいい相手だなと思います。KO? 全然あると思います。何パターンかイメージがあるので、多分倒せると思います」と自信をみなぎらせた。

RIZINで主戦場としたバンタム級から1階級下げての挑戦も「フライ級でやるって決めてから何か月かたっているので体重調整もできています。久しぶりの階級なんで不安もありますけど、格闘技に詳しい栄養士の方に協力してもらってそのプラン通り進んでいるので大丈夫です」と胸を張る。階級については「いい条件がもらえる方で戦いたいと言ったら『まずはフライで』と言われたので。でもゆくゆくはバンタムに行くので。どっちの階級でもトップを取りたいと思います」と2階級制覇をぶち上げた。

ちなみに王座挑戦が決まった際の兄・未来の反応を「驚いていました。『マジ!? いきなりタイトルなの』って。なかなか驚かない兄貴を驚かせられました」とニヤリ。当日はセコンドも依頼しているといい「僕はまた復帰してほしいと思っている派なので、僕の活躍によって兄貴のやる気に火がついたらいいなと思っているんで」と話した。

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