ギザの大ピラミッドの頂上でうろつく犬が撮影され、SNSでは〝アヌビスの子犬〟と話題になった。犬がどうやって1個50センチ~150センチの高さの石を登って、146・6メートルを登頂したのかが謎だったが、一気に駆け降りる動画が投稿された。
アレックス・ラングさんが10月14日、動力付きパラグライダーでギザの大ピラミッド上空を滑空したところ、頂上でうろついている犬を発見。インスタグラムに動画を投稿し、話題になった。
視聴した人たちは、なぜ頂上にいるのか? どうやって登ったのか? いまだに頂上に取り残されていないか? 降りることができたのか? と疑問を抱いた。
そして、16日、駆け降りる様子がインスタグラムなどのSNSに投稿された。犬は小さめで降りやすい石を瞬時に判断しながら、楽々と駆け降りたのだ。いかにも慣れた降り方から判断すると、おそらく登るのも簡単だったと推測できる。
観光会社リトリーツアーズの現地従業員が、この驚くべき瞬間を撮影。SNSに「エジプトの大ピラミッドの上にいる犬の様子がSNSやテレビのニュースで流れています。私はこの犬がギザの大ピラミッドを何事もなかったかのように降りるのを見ました。ホップ、スキップ、ジャンプするだけなのです。人混みから逃れるにはいい場所なんでしょう」という文章とともに動画を投稿した。
犬が頂上に取り残されていないかという心配は解消された。