サウジアラビア１部アルヒラルのブラジル代表ＦＷネイマール（３２）に激しいブーイングが浴びせられた。
男子テニスのエキシビション大会「６キングス・スラム」（１７日＝日本時間１８日、サウジアラビア・リヤド）の準決勝で、１１月の国別対抗戦デビスカップを最後に現役を引退すると表明したスーパースターのラファエル・ナダル（３８スペイン）はカルロス・アルカラス（同）に３―６、３―６で敗れたが、この試合をネイマールが観戦していた。
英紙「デーリー・メール」によると「イベントコーナーに登場したネイマールは８０００席の専用アリーナに集まったファンから激しいブーイングを受けた」とし「（ポルトガル代表ＦＷ）クリスチアーノ・ロナウド（アルナスル）がサウジアラビアで大成功を収めたことで『ロナウド！、ロナウド！』というチャント（応援コール）も聞かれた」という。
ネイマールは２０２３年８月にフランス１部パリ・サンジェルマンから加入するも、ブラジル代表戦で負傷。年俸８０００万ユーロ（約１２９億６０００万円）ながらも、ブラジルでのリハビリ中には深夜のパーティー参加などが報じられるなど問題視される行動が多く出ており、スター選手の活躍を期待していたサウジアラビア国民も愛想をつかしたとみられる。
試合後はナダルと握手していたネイマールは今週末にも実戦復帰が見込まれている中、ファンらの不満を払しょくするような好パフォーマンスを発揮できるだろうか。