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”クリーブランドは恐怖の館”屈辱サヨナラ負けにジャッジ「くよくよしたり、落ち込んだりしない」

東スポWEB 2024年10月18日 14時56分

ヤンキースを悪夢が襲った。一気に王手をかけるべく、17日(日本時間18日)ガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨んだが、敵地で劇的な屈辱負けを味わった。

2点を追う8回にジャッジが右翼席に弾丸ライナーの2ランを運んで同点とすると、続くスタントンも右中間に勝ち越しのソロ弾。さらに1点を加え、勝利は目前に迫った。しかし、5―3で迎えた9回に守護神ウィーバーが代打の新人ノエルにまさかの同点2ランを浴びて延長に突入すると、10回に7人目のホームズがフライにサヨナラ2ランを許し、5―7と無情の幕切れとなった。

まだ2勝1敗と優位にあるとはいえ、チームに与えるショックは大きい。ブーン監督は「これはプレーオフなんだ。同点ホームランや逆転ホームランを打つ、そういう感じだ。何もかもが手に入るわけではない。何も当然とは思わないことだ!」と試合後にイラ立ちを露わにしている。

米メディアも「恐怖の館…クリーブランドの惨敗」「衝撃的な敗北」「史上最高のスリラー作品だ」「ジャッジの代表的な瞬間が残酷な失敗でムダになった」などと報じる中、前を向いたのがキャプテンのジャッジだ。「レギュラーシーズンと同じように浮き沈みが激しい。2つの優れたチームが全力で戦い、素晴らしい打席が続く。ピッチングも素晴らしかったが、最後の一打で勝利を逃した。負けは負けだ。今は2勝1敗だ。くよくよ考えたり、落ち込んだり、うなだれたりできない。まだ試合はたくさんある。次の試合に進む時だ」とチームを背中を叩くような言葉を並べた。

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