Infoseek 楽天

大谷翔平の2戦連発にNYメディア降参「かなわない」「あまりにも優秀すぎる」

東スポWEB 2024年10月18日 15時35分

ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で先頭打者アーチを放ってチームを勢いづけ、10―2の大勝に導いた。

この日も敵地ニューヨークのメッツファンから大ブーイングで迎えられた大谷。しかし、シティ・フィールドはすぐさま静寂に包まれた。1ボールからの2球目を強振すると、初速117・8マイル(約189・6キロ)の弾丸は右翼フェンスを越えてメッツのブルペン付近に着弾した。ポストシーズン(PS)3号となる先制ソロは前夜の8回に放たれた特大3ランに続き、2打席連続の一発。この日のファーストスイング目で打線に火をつけた。

米メディアが取り上げ続けた無走者での快音なしも22打席でストップ。その後はメッツのバッテリーにまともに勝負してもらえず、3打席連続で四球で歩かされた。それを次打者のベッツがことごとく得点に結びつけ、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。

メッツにとっては悲劇的な本拠地2連敗。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「メッツは10月の魔法のような楽しい試合を通して、ハートとガッツと回復力をふんだんに見せてきた。素晴らしいことだ」とした上で「しかし、彼ら(メッツ)は大谷翔平、はっきり言えば〝大谷ドジャース〟にはかなわないように見える」と認めるしかなかった。

さらに「このナショナル・リーグ優勝決定シリーズが始まった時、大谷がスランプに陥っているなどと言われた。だが、彼が本当に苦しんでいたとしたら、それはもう明らかに終わったことだ。野球界の50―50男はメッツや他の誰にとってもあまりにも優秀すぎる」と白旗を掲げた。

メッツはあと1敗で終戦。巻き返すチャンスはゼロではないが、過激な論調で知られるニューヨークメディアも大谷には降参するしかないようだ。

この記事の関連ニュース