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【陸上】田中希実 悔し涙のパリ五輪で父に突き放されていたことを明かす

東スポWEB 2024年10月18日 16時25分

陸上女子で五輪2大会連続出場の田中希実(25=ニューバランス)が、パリ大会での悔し涙を糧にさらなる飛躍を誓った。

田中は18日、都内の国立競技場で行われたトークイベント「Team NB Athletes Special Talk Session」に、同五輪100メートル障害代表の田中佑美(富士通)、同男子マラソン6位入賞の赤崎暁(九電工)と出席した。

パリ五輪では、出場した1500&5000メートルで決勝進出を逃す悔しい結果に終わった。〝花の都〟まで家族が応援に駆け付けた中で「5000メートルの予選で敗退して、その後の1500メートルにどうしても気持ちの切り替えがつかないことを(家族に)涙ながらに訴えて、みんな困っていた。でも、父は厳しいので『とにかく行くしかないし、そんな甘いことを言ってたらまた予選落ちするぞ』みたいな感じだった」と明かした。

来年は東京で世界選手権が開催される。田中は1500&5000メートルなどで日本記録を保持しており、すでにその2種目で参加標準記録を突破している。

パリ五輪の雪辱を果たすために「走りの部分では、もっと競技力を伸ばす余地があると思う。いろいろな日本記録を持っているけど、もちろんそれは更新していきたいし、タイムだけじゃなくてもっと強さを求めたい。(大舞台で)確実に決勝に残ったり、その中でメダル争いに絡める選手になっていきたい」と闘志を燃やした。

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