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ドジャース怒とうの「30―9」メッツ地元悲観「魔法が解けた」「スプリングトレーニングの計画を」

東スポWEB 2024年10月18日 18時25分

メッツは17日(日本時間18日)、本拠地シティ・フィールドで行われたドジャースとのナ・リーグ優勝シリーズ第4戦に2―10で完敗。通算1勝3敗となり、ワールドシリーズ進出へ崖っぷちに立たされた。

先発したキンタナが初回先頭打者の大谷翔平投手(30)にいきなり先制ソロを食らうなど4回途中5失点。登板した4人の投手陣が12安打を浴びたが、計10四死球を与えたことも大敗劇に拍車をかけた。敵地での2戦目こそ勝利したが、投手陣が踏ん張れない展開も多く同シリーズの4試合で実に31四球を出して30失点。一方の攻撃陣も得点圏打率が1割3分8厘(29打数4安打)、直近の2試合では11打数無安打で失点をはるかに下回る9得点にとどまっている。

数々の逆境を信じられない底力ではね返し「ミラクルメッツ」とも呼ばれるが、ドジャースの圧倒的な勢いと攻守に精彩を欠く状態に地元メディアも悲観的だ。

「ニューヨーク・ポスト」は「メッツはプレーオフの魔法が解けて崖っぷち」とし「使命は明確だ。第5戦からの3連戦に勝つか、スプリングトレーニングの計画を始めるかだ」と今季の完全終戦をにおわせた。さらに「NYスポーツデー」も「魔法が解けた」と絶望的な見出しを立て「メッツはナショナル・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに圧倒され、どうすることもできないようだ」と伝えた。

第5戦(18日=同19日)も本拠地で行われる。もう1敗もできない状況から再び本領発揮となるのか――。

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